はじめての育児は
わからないことだらけですよね。
わたしも離乳食作りの経験はあるけど、
実際に食べさせた経験はゼロでした。
せっかく作ったのに食べない娘に
“え?なんで食べてくれないの?” と戸惑ったり…
(↑こういう時は、ミルクとの間隔が狭い時 or 眠さMAXの時だったりします)
“スプーンを口のどの辺まで近づけるの?”
(↑下唇に軽くあてて、口が開くのを待ちます)
“どのぐらいのペースで次のひとさじを口元に持っていくの?”
(↑口の中がなくなって一呼吸おいてから、次のひとさじを。)
と、わからないことだらけでした😢
あれこれやることは多くて眠れてない…
それに加えて離乳食が始まってしまう…
はじめての離乳食は手作りしてあげたいけど、
レバーとか、料理したことないものが載ってて
なんだか気が重い…
そんな新米ママさんへ向けて
とりあえず家に置いておくとなんとかなる
そんな食材を紹介していきます。
離乳食初期には、
ぶっちゃけキレイな見た目の離乳食を目指す必要はありません。
インスタの写真とか見て落ち込まなくて大丈夫です。
この時期は食べられる食材も限られているので、
見た目にこだわりたいなら1歳頃からでじゅうぶんです😁
(そもそもお腹に入れば一緒です)
まずは
食材を選んで
「食べやすい形状のものを作ること」。
離乳食の初期は柔らかいものを作って、
喉につまらせない形状にして
あげればそれでOKです。
ミルサーなど道具を活用して作れば、
離乳食の中でも初期が一番カンタンです。
さあ、一緒にがんばりましょう!
離乳食の基本
離乳食は
生後5〜6ヶ月頃の初期
生後7〜8ヶ月頃の中期
生後9〜11ヶ月頃の後期
生後12〜18ヶ月頃の完了期
と4段階的に進めて、
基本的に
アレルギーの心配が少ないものから
あげていきます。
食べさせて良いもの・食べさせない方が良いもの
これも4段階(初期~完了期)にわけて紹介してあるものが多いです。
私が保育園で離乳食を作り始めた時代は
離乳食本をひたすら読むことしかできませんでしたが、
今は離乳食アプリで簡単にわかりやすく把握することができます。
おすすめなのが、
カラダノートの「ステップ離乳食- 赤ちゃんの成長にあった食材と準備-」
というアプリです。
わが子の月齢に合わせた
離乳食スケジュールの例が
具体的に表示されます。
食べさせてOKなものとNGなものも一覧でわかりやすいです。
アプリを活用しながらも
結局のとこ何を買っとけば良いの?
って思った方もいらっしゃると思います。
そこで、
「家に常備しておけば、何かしらの離乳食が作れる食材」
こういう観点から紹介したいと思います。
はじめての離乳食で買っておくべき食材10選(初期)
離乳食初期は、まだまだ母乳やミルクがメインです。
この時期の
赤ちゃんに大切なのは
「食べ物が口に入ることに慣れる」
作る側に大事なのは
「食べやすい形状のものを作ること」。
これだけです。
たとえ食べてくれなくても、
ミルク飲めてたら大丈夫!
焦らず、がんばりすぎず、ゆっくりと子どものペースで進めましょう!
《常備しておく食材10選》
①米
②かぼちゃ
③さつまいも
④たまねぎ
⑤人参
⑥大根
⑦絹ごし豆腐
⑧冷凍かれい(骨なし)
⑨冷凍しらす干し
⑩水だし用の乾物類
・鰹節
・昆布
・干し椎茸
・いりこ
わたしが選ぶ10選は上記です。
次女の離乳食作りの際、
初期〜中期にかけてはこれをストックして使っていました。
どうですか?
え?
小松菜とか葉物野菜は?
りんごやバナナは?
と思うかもしれません。
でも、
これは常備しておくという観点で選んだものなので、日持ちが長いものや乾物中心です。
週末に1度買い物しておけば、離乳食作りを一週間のりきれる
こんな具合です。
上記10選の食材+αで
葉物野菜(洗う・切る・加熱するが手間な時は冷凍品を宅配生協で買ってました) や
バナナなど好みで購入しておくとバリエーションUP!
ということで
10選の食材の活用法・活用時期について離乳食のすすめ方とともに紹介してみます。
離乳食一ヶ月目のすすめ方(例)
(例)
1週目
・〈おかゆ〉 10倍がゆのすりつぶし 1さじ〜
2週目
・〈おかゆ〉 大さじ1程度
・〈野菜〉 (人参やかぼちゃなど)1さじ〜
3週目
・〈おかゆ〉 大さじ2程度
・〈野菜〉 大さじ1程度
・〈豆腐・白身魚〉 1さじ〜
簡単に書きましたが、安心してください。
アプリの離乳食スケジュールには、
一日ごとにどれだけの量あげていくかの目安があります。
便利な時代になりましたね!
①米
最初のひとさじは10倍がゆのすりつぶし(米)からです。
“10倍がゆ”って何だ?
ため息が聞こえたような…
米1:水10
の割合で作る“おかゆ”のことです。
つまり
炊飯器の中に湯呑を入れて作る場合だと、
米10g と 水100ml
これを入れて炊飯スイッチを押すだけです。
炊飯器のスペックによって多少水を増減する必要があるので、
初心者に一番おすすめなのが、
離乳食用のおかゆ調理容器を買うことです。
1000円程度で購入でき、
分量や使用方法を守れば、ほぼ失敗なく作れるようにできているからです。
ある程度まとまった分量が作れるので、
一度作って残りを製氷皿で冷凍させておけば、
毎日作る必要もありません。
これを見ると少し安心しますよね。
最初の1週間はとりあえず大丈夫な気がしてきましたか?
便利アイテムは迷わず積極的に活用しましょう。
同じ主食でもパンや麺類は小麦粉や卵を使って作られているので、
最初の一ヶ月目からあげる必要はありません。
小麦粉や卵はアレルギーの可能性があるためです。
はじめの主食は米だけ用意しておけば大丈夫です。
やわらかいからといって
卵も砂糖もたっぷり&小麦粉で作ってある“カステラ”などは
間違ってもあげないようにしましょう。
離乳食にカステラは厳禁です。
②かぼちゃ
買ったらすぐにスプーンで種を取り除き、
ヘタを切り落としたら
一口大にカットして
電子レンジの根菜コースで(なければ爪楊枝がスッと入る固さまで)加熱しておきましょう。
加熱後、
外側の緑色部分を取り除き
マッシャーで潰してから
ビニール袋に平たくなるよう入れ
菜箸でさいの目上にスジをつけて
冷凍庫で保存しておくと便利です。
1/4カット等してあるかぼちゃを買った場合、
種まわりだけでもスプーンで取り除いてから野菜室で保存しておきましょう。
種まわりのワタ部分から腐ってくるので、
ここを取り除いてから保存しておくと少し保存がききます。
③さつまいも
さつまいもは洗ってトースターに入れれば、
簡単に焼き芋風にできます。
(トースターに入れておく時間は大きめのもので40分〜1時間程度小さめで30分程度)
設定温 や 芋の大きさにもよりますが
放置しておいて一品完成するので便利です。
かぼちゃ同様の方法で
冷凍庫に保存しておくと便利です。
離乳食が始まると
冷凍庫の中がパンパンになりやすいので、
製氷皿を使わず
ビニール袋に入れておいた方が、場所を取らなくて良いです。
もしくは、製氷皿で半日〜1日凍らせて、
固まったものをビニール袋などに移し替えてから冷凍保存しましょう。
④たまねぎ
大人用の料理にも離乳食にも使えて便利です。
保存もきくため、ストックしておきましょう。
離乳食2週目から使えます。
⑤人参
人参もたまねぎ同様、便利なのでストックしておきましょう。
玉ねぎや人参の価格が高騰している際には、無理に購入する必要はありません。
キャベツや他の野菜で代用しましょう。
⑥大根
100円〜200円程度で1本まるまる購入できるので(地域にもよる)、
大人用の煮物を圧力鍋で作って、
味付け前に
離乳食用にとりわけてもじゅうぶん使える量ができ
コスパ良しです。
野菜室で眠る時間が長いと
しぼんできたり、スカスカ状になって美味しくなくなるので、
できるだけ買ったらすぐ料理できる日を選んで購入してみてください。
⑦絹ごし豆腐
木綿豆腐よりも
絹ごし豆腐の方が滑らかで、
簡単に潰れるので、
最初はこれを冷蔵庫に常備しておくのがおすすめです。
だいたい離乳食3週目ぐらいから
あげます。
あ!今日の離乳食
ごはんと野菜だけになってた…
タンパク質なかったわ😢
となったときも、これがあると
とりあえず大丈夫です。
⑧冷凍のかれい(骨なし)
離乳食3週目頃から魚も少しずつあげていきます。
アレルギーの可能性が少ない白身魚
からあげていきます。
その中でも一番使い勝手の良い
かれいをおすすめします。
最近ではスーパーでも冷凍の骨なし白身魚が売られているので、
これを活用されると良いかと思います。
ちなみに鮭も白身魚ですが、
アレルギーの心配もあるので
しばらくはあげなくて大丈夫です。
⑨冷凍しらす干し
しらす干しは、塩分が多いので、
湯通ししてからあげてください。
一度に大量にあげることがないので、
少量ずつ解凍して使うと便利な
冷凍品がおすすめです。
生協の宅配で
3袋に別れたものを300円程度で
買っていました。
⑩水だし用の乾物類
・鰹節
・昆布
・干し椎茸
・いりこ
これらの食材をストックして週に1〜2度、水だしを作っていました。
市販のだしで顆粒状の無添加だしもありますが、
あれだと、
水の分量に対してどの程度入れたら良いのか わかりにくかったり
案外割高だったので、
水だしを作ることをおすすめします。
鰹節1パック300円程度、
昆布1パック800円〜1000円程度
干し椎茸1袋1000円程度
いりこ1袋400円〜500円程度
これらをすべて一度に買うと3000円程度するので
高い気がしますが、
意外と長く使えるので
市販の離乳食用だしよりも
私には使い勝手が良かったです。
今日は鰹と昆布のだしを作って
次はいりこのだし
その次は干ししいたけのだし
とバリエーションも色々できるので
“うま味”
を離乳食の間にしっかり覚えて
味覚形成するのの役立つと思います。
水だしを冷凍保存することもできますし、
安価ないりこのだしを使う回数を増やすことで
コストを抑える方法もあります。
水だしはとても簡単にできておすすめなのですが、
唯一デメリットがあるとすれば、
だしをとった後、
出しがらが発生すること。
うちでは
出しがらをまとめて冷凍して
みりんと醤油とすりごまで
大人用のふりかけを作ったりもしましたが、
冷凍庫がますます大変なことになってました…
そして、ふりかけ作る時間も寝たい…
こんな感じだったので、捨てるのが手っ取り早いとは思います。
水だしの作り方(鰹と昆布)動画↓
まとめ
ここに書いたことを
全部取り入れなくても、
おかゆだけは手作りしてみようかな〜
容器だけとりあえず準備してみようかな〜
ぐらいの気持ちで
みてもらえてたら嬉しいです。
自分じゃないとできないこと以外は
周りの人や道具に頼って
一人で抱え込まないようにしてくださいね。
洗濯や買い物は週末にパートナーにお願いしたり、
宅配スーパーを活用して時短したり、
たまには実家に帰ったり。
私は加入している保険会社の
悩み相談窓口に電話したり
3ヶ月おきぐらいに実家へ泊まりに行ってました。
リフレッシュほんと大事です☆
一緒に子育てがんばりましょう!